• 2007.04.14 Saturday
  • 14:44





Lombardia( 〜ミラノのある北部イタリアの州)の春は、

ポプラの芽吹きで新緑ラッシュの森がハイライトをむかえます。

ロンバルディアは、ヨーロッパの神話の時代から中世まで

その猛勇ぶりで知られた

ロンゴバルト族の末裔たちの土地。

イタリアなのに

ちっともイタリア的でないミラノの人たちは、

ゲルマンの血を受け継ぐ、

実は北方の民族です。



彼らが今頃の季節に家族や恋人たちといそいそと出向く先は、

川沿いの森。

ピクニックチェアーをひとりでひとつづつ持って、

車から1列になってパパ、ママ、子供たち、

それに犬と森に降りていく姿は、

彼らの体躯や容貌ががっちりとしている分、

なんだか可愛らしすぎて滑稽です。



森のなかの草っ原でいっぱいに光をあびて

寝っ転がっておしゃべりをして、

Lunch。



そして午後。


森の陰がピクニックシートの縁に届く頃になると、

そろそろかな、という顔になって

家族たちは、椅子をたたんで手にさげて、

子供たちはマンマの声にせかされるように

再び一列になって車のほうへと戻っていきます。


平和な一日。

ただそれだけのことなんですが・・・。


ロンゴバルトの末裔たちは、

森の中で実にいい顔をしています。

ヨーロッパ平原全体が

鬱蒼としたブナの森に覆われていた

太古の記憶が、

彼らの血にはしっかり

受け継がれているのでしょう。


休暇中のミラノ人の顔つきを見ていると、 つくづく、

森の民族のDNA を感じます。






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